伝送交換主任技術者 線路主任技術者 電気通信主任技術者

電気通信主任技術者 令和元年第2回 電気通信システム問11

問題

回線数が20回線の出回線群において、この出回線群に対し10[アーラン]の呼が加わり、呼損率が(  )のとき、出回線能率は49[%]となる。

  1. 0.02
  2. 0.049
  3. 0.245
  4. 0.51
  5. 0.755

解答

1

解説

呼損率とは、呼が発生した時に回線に空きがなく、繋がらない割合のことです。

呼損率Bは、下記の式で求めることができます。

$$\begin{eqnarray} 呼損率B=1-\frac{\eta N}{a} \\ \end{eqnarray}$$

ここで、ηは出線能率、Nは出回線数、aは加わった呼量を表しています。つまり、2項目の式は、加わった呼量に対してどれだけ損失なく処理できているかを表しています。

この式に値を代入していきます。

$$\begin{eqnarray} B&=&1-\frac{0.49\times20}{10}\\ &=&1-0.98 \\ &=&0.02 \end{eqnarray}$$

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