伝送交換主任技術者 線路主任技術者 電気通信主任技術者

電気通信主任技術者 平成31年第1回 電気通信システム問5

2021-06-04

問題

原信号をデジタル化する際に近接する標本値間の相関が大きい音声やファクシミリなどの信号をデジタル伝送する場合、情報伝送を効率的に行うための手段の一つとして、情報の冗長性を取り除くことにより、伝送するデータのビット数を減らすことができる(  )が用いられる。

  1. 暗号化
  2. 直線符号化
  3. バイポーラ符号化
  4. セル化
  5. 予測符号化

解答

5

解説

予測符号化(Predictive Coding)は、近接する画素が近い値をとる傾向があることを利用して、次の画素の値を予測し、現在の画素とその予測値との差分を符号化する方式をいいます。

これによって、それぞれの画素1つ1つの生データを送る必要がなく、伝送するデータ量を削減できるため、伝送効率の向上を図ることができます。

※出典:
[1] 電子情報通信学会、知識の森

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