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電気通信主任技術者 平成29年第2回 電気通信システム問19

問題

パワートランジスタなどをオン・オフ動作させ、そのオンとオフの時間幅を調整しながら、直流入力電圧をパルス状の電圧に変換し、これを平滑化して安定した直流出力電圧を得る電源装置は、(  )といわれる。

  1. シリーズレギュレータ
  2. サイクロコンバータ
  3. スイッチングレギュレータ
  4. シャントレギュレータ
  5. マトリックスコンバータ

解答

3

解説

スイッチングレギュレータは、直流(DC)の電圧を異なる値の直流電圧に変換するDC-DCコンバータの1つです。

出力が必要な電圧値になるまでスイッチング素子(MOSFET)のオン/オフをコントロールすることで、出力を安定化させます。

利点としては、90%前後の高い変換効率が得られることで、大きな電圧、電力を扱う場合に採用されます。

一方、高速にスイッチングを行う事からノイズ、特に電磁波妨害(EMI:Electro Magnetic Interference)が欠点として挙げられます。

※出典:スイッチング・レギュレータ:これだけは知っておきたいアナログ用語 - EDN Japan

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