問題
有線電気通信設備令に規定する用語について述べた次の文章のうち、正しいものは、( )である。
- 絶対レベルとは、一の実効電力の1ミリワットに対する比を絶対値で表わしたものをいう。
- 線路とは、送信の場所と受信の場所との間に設置されている電線及び強電流電線をいい、これらを支持し、又は保蔵するための工作物を含む。
- ケーブルとは、光ファイバ並びに光ファイバ以外の絶縁物及び保護物で被覆されている電線をいい、絶縁電線とは、絶縁物のみで被覆されている電線をいう。
- 電線とは、有線電気通信(送信の場所と受信の場所との間の線条その他の導体を利用して、電磁的方式により信号を行うことを含む。)を行うための導体(絶縁物又は保護物で被覆されている場合は、これらの物を含む。)をいい、強電流電線に重畳される通信回線に係るものを含む。
- 離隔距離とは、線路と他の物体(線路を含む。)とが接近し又は交差する場合において、相互に通信の妨げにならないこれらのものの間の最短距離をいう。
解答
3
解説
定義(有線電気通信設備令第1条)
- 絶対レベル:一の皮相電力の1ミリワットに対する比をデシベルで表わしたもの
- 線路:送信の場所と受信の場所との間に設置されている電線及びこれに係る中継器その他の機器(これらを支持し、又は保蔵するための工作物を含む。)
- ケーブル:光ファイバ並びに光ファイバ以外の絶縁物及び保護物で被覆されている電線
- 絶縁電線:絶縁物のみで被覆されている電線
- 電線:有線電気通信(送信の場所と受信の場所との間の線条その他の導体を利用して、電磁的方式により信号を行うことを含む。)を行うための導体(絶縁物又は保護物で被覆されている場合は、これらの物を含む。)であって、強電流電線に重畳される通信回線に係るもの以外のもの
- 離隔距離:線路と他の物体(線路を含む。)とが気象条件による位置の変化により最も接近した場合におけるこれらの物の間の距離