第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和6年6月 無線工学(B)問22

問題

次の記述は、リチウムイオン蓄電池について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

  1. ニッケルカドミウム蓄電池と異なり、メモリー効果がない。
  2. ニッケルカドミウム蓄電池に比べ、自己放電量が小さい。
  3. ニッケルカドミウム蓄電池に比べ、小型軽量・高エネルギー密度である。
  4. セル1個(単電池)当たりの公称電圧は、1.5 [V]である。
  5. 電極間に充填された電解質中をリチウムイオンが移動して充放電を行う。

解答

4

解説

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は、正極と負極の電極間をリチウムイオンが移動する電池です。

PCやスマートフォンなどの電子機器、電気自動車など幅広く使われています。

下記のような特徴を持ちます。

  • 電極間に充填された電解質中をリチウムイオンが移動して充放電を行う。
  • セル1個(単電池)当たりの公称電圧は、3.7 [V]である。
  • ニッケルカドミウム蓄電池と異なり、メモリー効果がないので使用した分だけ補充する継ぎ足し充電が可能である。
  • ニッケルカドミウム蓄電池に比べ、自己放電量が小さい。
  • ニッケルカドミウム蓄電池に比べ、小型軽量・高エネルギー密度である。
  • 高温や低温などの通常から外れた温度で使用すると、性能が劣化する。

-第一級陸上特殊無線技士
-,

© 2024 はちさんの通信系資格ブログ