第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和5年10月 無線工学(B)問24

2023-12-28

問題

図は、周波数カウンタ(計数形周波数計)の原理的構成例を示したものである。(  )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

AB
1波形整形回路基準時間発生器
2波形整形回路掃引発振器
3周波数変調器基準時間発生器
4周波数変調器掃引発振器

解答

1

解説

周波数カウンタ

周波数カウンタは、以下のような、信号の周波数を測定するための測定器です。

周波数は、1秒間に繰り返される波の数のことを言います。

これを機械的に数えるものが周波数カウンタなのです。

では、どうやって信号の周波数を測定するのかを説明します。

まず、周波数カウンタの構成図を示します。

動作としては、以下の通りです。

  • ①:測定したい信号を入力します。
  • ②:波形整形回路でパルスに変換します。
  • ③:基準時間発生回路で、基準となるパルスを発生させます。例えば、ここでは1秒間のパルスを生成します。
  • ④:ゲート回路にて、③の波形が発生するときだけ、②の波形を通します。
  • ⑤:上記の場合、1秒間にパルスが3つあるので、3[Hz]と出力されます。

参考文献

-第一級陸上特殊無線技士
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