第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和5年10月 法規(A)問9

2024-01-06

問題

次の記述は、電波の発射の停止について述べたものである。電波法(第72条)の規定に照らし、(  )内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。なお、同じ記号の(  )内には、同じ字句が入るものとする。

  • ①:総務大臣は、無線局の発射する( A )が電波法第28条の総務省令で定めるものに適合していないと認めるときは、当該無線局に対して( B )電波の発射の停止を命ずることができる。
  • ②:総務大臣は、①の命令を受けた無線局からその発射する( A )が電波法第28条の総務省令の定めるものに適合するに至った旨の申出を受けたときは、その無線局に( C )させなければならない。
  • ③:総務大臣は、②により発射する( A )が電波法第28条の総務省令で定めるものに適合しているときは、直ちに①の停止を解除しなければならない。
ABC
1電波の強度3箇月以内の期間を定めて電波を試験的に発射
2電波の質臨時に電波を試験的に発射
3電波の強度臨時に電波の質の測定結果を報告
4電波の質3箇月以内の期間を定めて電波の質の測定結果を報告

解答

2

解説

電波の発射の停止(電波法第72条)

  • 総務大臣は、無線局の発射する電波の質が電波法第28条の総務省令で定めるものに適合していないと認めるときは、当該無線局に対して臨時に電波の発射の停止を命ずることができる。
  • 総務大臣は、前項の命令を受けた無線局からその発射する電波の質が第28条の総務省令の定めるものに適合するに至った旨の申出を受けたときは、その無線局に電波を試験的に発射させなければならない。
  • 総務大臣は、前項の規定により発射する電波の質が第28条の総務省令で定めるものに適合しているときは、直ちに第1項の停止を解除しなければならない。

参考:電波の質(電波法第28条)

  • 送信設備に使用する電波の周波数の偏差及び幅、高調波の強度等電波の質は、総務省令で定めるところに適合するものでなければならない。

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