第一級陸上特殊無線技士

一陸特 平成31年2月 無線工学(A)問13

2022-01-18

問題

次の記述は、衛星通信の特徴について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

  1. FDMA方式では、衛星の中継器で多くの搬送波を共通増幅するため、中継器をできるだけ線形領域で動作させる必要がある。
  2. 衛星中継器の回線(チャネル)を地球局に割り当てる方式のうち、「呼の発生のたびに回線(チャネル)を設定し、通信が終了すると解消する割り当て方式」をプリアサインメントという。
  3. TDMA方式は、複数の地球局が同一の送信周波数を用いて、時間的に信号が重ならないように衛星の中継器を使用する。
  4. TDMA方式では、衛星の一つの中継器で一つの電波を増幅する場合、飽和領域付近で動作させることができ、中継器の送信電力を最大限利用できる。

解答

2

呼の発生の度にチャネルを割り当てるのは「デマンドアサインメント」なので、2が誤り。

解説

回線割り当て方式

多元接続を実現するにあたり問題となるのが、どのようにチャネル(周波数、時間、符号、空間など)を地球局に割り当てるか、という点です。

地球局が少ない時代は、固定的に決まったチャネルを地球局に割り当てていました。

これをプリアサイン方式(プリアサインメント方式)と言います。

しかしながら、固定的に割り当てると、多元接続できる数が限られてしまいます。

というのも、地球局がその割り当てられたチャネルを利用していない場合でも、そのチャネルを占有してしまうからです。

この無駄を無くし多数の地球局が通信できるようにするために、地球局は通信をしたい時に、空いているチャネルを選択する方式が考えられました。

これをデマンドアサイン方式(デマンドアサインメント方式)と言います。

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