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電気通信主任技術者 令和6年第2回 電気通信システム問19

2025-02-24

問題

スイッチングレギュレータは、トランジスタをD級増幅で動作させるためトランジスタでの内部損失を低減でき、シリーズレギュレータと比較して変換効率が高いが、応答速度が遅い、(  )といった特徴を有しており、通信機器用の安定化電源として用いる場合はこれらの特徴を考慮する必要がある。

  1. 出力電圧が可変にならない
  2. 入出力間の絶縁をすることが不可能である
  3. 高周波雑音が発生しやすい
  4. 小型化が図れないため電源設備が大きくなる
  5. 出力電圧の偏差検出回路を持たないため安定した出力電圧を得にくい

解答

3

解説

スイッチングレギュレータは、直流(DC)の電圧を異なる値の直流電圧に変換するDC-DCコンバータの1つです。

出力が必要な電圧値になるまでスイッチング素子(MOSFET)のオン/オフをコントロールすることで、出力を安定化させます。

利点としては、90%前後の高い変換効率が得られることで、大きな電圧、電力を扱う場合に採用されます。

一方、高速にスイッチングを行う事からノイズ、特に電磁波妨害(EMI:Electro Magnetic Interference)が欠点として挙げられます。

※出典:スイッチング・レギュレータ:これだけは知っておきたいアナログ用語 - EDN Japan

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