問題
携帯電話などの移動体通信における多元接続技術として用いられるCDMA方式では、複数のユーザが同一の周波数帯域と時間を共有して通信を行い、各ユーザに割り当てられた( )によりユーザの識別が行われている。
- 多値信号
- サブキャリア
- ベースバンド信号
- 拡散符号
- タイムスロット
解答
4
解説
スペクトル拡散方式
多元接続方式(Multiple Access)の1つに、CDMA(Code Division Multiple Access)という方式があります。
CDMAには、スペクトル拡散方式(Spread Spectrum)という通信技術が用いられています。
CDMAのイメージを下記に示します。

拡散符号と呼ばれる特別な符号を各端末へ割り当てることで、同じ周波数帯域にて、複数の端末と基地局が同時に通信することができます。

続いて、スペクトル拡散方式の構成図を下記に示します。
スペクトル拡散方式は、BPSKやQPSKなどの変調後の信号(シンボル)に対し、拡散信号と呼ばれる高速の信号を掛け合せます。

拡散符号は、送受信側の双方で同じものを用い、「鍵」のような役割をします。
つまり、たとえ盗聴されても、拡散符号を知らないと、信号を復元することができません。
そのため、スペクトル拡散方式は秘匿性が高い、という特徴があります。