問題
電気通信事業法の「電気通信回線設備との接続」に規定する、電気通信事業者が、他の電気通信事業者から当該他の電気通信事業者の電気通信設備をその設置する電気通信回線設備に接続すべき旨の請求を受けたとき、その請求に応じなくてもよい場合について述べた次のA~Cの文章は、( )。
- A:当該電気通信事業者が契約約款で定める正当な理由があるとき。
- B:当該接続が当該電気通信事業者の利益を不当に害するおそれがあるとき。
- C:電気通信役務に関する料金の適正な算定に支障が生ずるおそれがあるとき。
- Aのみ正しい
- Bのみ正しい
- Cのみ正しい
- A、Bが正しい
- A、Cが正しい
- B、Cが正しい
- A、B、Cいずれも正しい
- A、B、Cいずれも正しくない
解答
2
解説
電気通信回線設備との接続(電気通信事業法第32条)
電気通信事業者は、他の電気通信事業者から当該他の電気通信事業者の電気通信設備をその設置する電気通信回線設備に接続すべき旨の請求を受けたときは、次に掲げる場合を除き、これに応じなければならない。
- ①:電気通信役務の円滑な提供に支障が生ずるおそれがあるとき。
- ②:当該接続が当該電気通信事業者の利益を不当に害するおそれがあるとき。
- ③:②に掲げる場合のほか、総務省令で定める正当な理由があるとき。