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電気通信主任技術者 令和3年第2回 電気通信システム問20

2022-06-18

問題

平衡対メタリックケーブルを用いた架空線路設備工事において、自己支持型(SS)ケーブルを敷設する場合、一般に、風によるケーブルの振動現象であるダンシングを抑えるため、(  )方法が採られる。

  1. ケーブルを架渉する電柱を太くする
  2. ケーブル支持線径を細くする
  3. ケーブルに捻回を入れる
  4. ケーブルの支持間隔を長くする
  5. ケーブル接続部にスラックを挿入する

解答

3

解説

自己支持型ケーブルとは、ケーブルに支持線を備えたケーブルをいいます。

※参考文献:自己支持(SSWタイプ)|光ファイバ・ケーブル|情報通信ソリューション統括部門|古河電気工業株式会社

架空に布設されたケーブルが強風にさらされると、飛行機と同じ原理で、ケーブルに揚力が発生することが知られています。

この揚力による振動をダンシングといいます。

ダンシングを防ぐ方法として、ケーブルを捻回させることが知られています。

※参考文献:フジクラ, 少心架空光ケーブル

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