問題
平衡対メタリックケーブルを用いた架空線路設備工事において、自己支持型(SS)ケーブルを敷設する場合、一般に、風によるケーブルの振動現象であるダンシングを抑えるため、( )方法が採られる。
- ケーブルを架渉する電柱を太くする
- ケーブル支持線径を細くする
- ケーブルに捻回を入れる
- ケーブルの支持間隔を長くする
- ケーブル接続部にスラックを挿入する
解答
3
解説
自己支持型ケーブルとは、ケーブルに支持線を備えたケーブルをいいます。
※参考文献:自己支持(SSWタイプ)|光ファイバ・ケーブル|情報通信ソリューション統括部門|古河電気工業株式会社
架空に布設されたケーブルが強風にさらされると、飛行機と同じ原理で、ケーブルに揚力が発生することが知られています。
この揚力による振動をダンシングといいます。
ダンシングを防ぐ方法として、ケーブルを捻回させることが知られています。
※参考文献:フジクラ, 少心架空光ケーブル