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電気通信主任技術者 平成30年第1回 電気通信システム問18

2021-10-23

問題

シングルモード光ファイバにおける( )は、信号光に波形ひずみを発生させ、伝送帯域を制限する要因となる。

  1. 吸収損失
  2. モード分散
  3. 波長分散
  4. レイリー散乱
  5. フレネル反射

解答

3

解説

光ファイバを伝搬する光波の速さは波長によって異なります。この現象を波長分散といい、波長多重信号などの高速・大容量光通信において光信号波形を歪ませ、伝送容量(伝送スピードともいいます)を制限する一因となります。

波長分散は、光ファイバに使うガラス材料の屈折率の波長依存性に起因する材料分散と、コア・クラッドの分布形状(構造)に起因する構造分散(導波路分散ともいいます)からなります。

波長分散と分散補償ファイバのしくみとは | ファイバーラボ株式会社

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