伝送交換主任技術者 線路主任技術者 電気通信主任技術者

電気通信主任技術者 平成29年第1回 電気通信システム問9

2021-09-04

問題

音声、ファクシミリ、映像などの信号のようにA/D変換過程における標本値間に強い相関がある場合に、これらの信号を効率よく伝送するための予測符号化では、一般に、過去の入力標本値から次の標本値を予測して、その予測値と実際の入力標本値の( )を符号化して伝送する方法が用いられる。

  1. 差異
  2. 共通部分
  3. ランレングス

解答

1

解説

予測符号化(Predictive Coding)は、近接する画素が近い値をとる傾向があることを利用して、次の画素の値を予測し、現在の画素とその予測値との差分を符号化する方式をいいます。

これによって、それぞれの画素1つ1つの生データを送る必要がなく、伝送するデータ量を削減できるため、伝送効率の向上を図ることができます。

※出典:
[1] 電子情報通信学会、知識の森

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