問題
音声、ファクシミリ、映像などの信号のようにA/D変換過程における標本値間に強い相関がある場合に、これらの信号を効率よく伝送するための予測符号化では、一般に、過去の入力標本値から次の標本値を予測して、その予測値と実際の入力標本値の( )を符号化して伝送する方法が用いられる。
- 差異
- 積
- 和
- 共通部分
- ランレングス
解答
1
解説
予測符号化(Predictive Coding)は、近接する画素が近い値をとる傾向があることを利用して、次の画素の値を予測し、現在の画素とその予測値との差分を符号化する方式をいいます。
これによって、それぞれの画素1つ1つの生データを送る必要がなく、伝送するデータ量を削減できるため、伝送効率の向上を図ることができます。
※出典:
[1] 電子情報通信学会、知識の森