伝送交換主任技術者 線路主任技術者 電気通信主任技術者

電気通信主任技術者 平成28年第2回 電気通信システム問9

2023-05-21

問題

光通信に用いられる半導体レーザ(LD)の出力光を変調する方式としては、LDの駆動電流に信号電流を重畳することにより、LDの励起量を変化させる(  )変調方式がある。

  1. 間接
  2. SSB
  3. 直接
  4. 二重
  5. 外部

解答

3

解説

光変調器に関する問題。

光ファイバーを用いた光信号を伝送するために、元となるデータの電気信号を光信号に変換する必要があります。

この変換器を光変調器といいます。

光変調器には大きく2つの方式があります。

  • ①:直接変調方式
    光変調器として半導体レーザーを用いて、電気信号から光信号へ直接変換する方式。
    安価であるが、半導体レーザーの出力波長がゆらぐチャーピングが発生するため、伝送速度や伝送距離に限界がある。
  • ②:外部変調方式
    半導体レーザーから光変調器へ光を入力し、この光の振幅や位相を、電気信号によって変化させることで、光信号を変調する方式。

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