問題
衛星通信では、遠方からの微弱な電波を増幅する必要があるため、受信機の初段に設けられる低雑音増幅器の素子として、( )が用いられる
- EDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier)
- TWT(Traveling Wave Tube)
- GTO(Gate Turn-Off thyristor)
- HEMT(High Electron Mobility Transistor)
- IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)
解答
4
解説
衛星通信における伝送距離は、地上マイクロ波方式に比べて極めて長くなるため、地球局装置には、アンテナ利得の増大、送信出力の増大、受信雑音温度の低減などが必要であり、受信装置の低雑音増幅器にはHEMT(High Electron Mobility Transistor)などが用いられている。
第一級陸上特殊無線技士 令和元年10月 無線工学(A)問11