第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和6年6月 無線工学(A)問6

2024-06-17

問題

次の記述は、図に示すマジックTについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、電磁波はTE10モードとする。

  1. マジックTは、インピーダンス測定回路などに用いられる。
  2. TE10波を③(E分岐)から入力すると、①と②(側分岐)に同位相で等分されたTE10波が伝搬する。
  3. TE10波を④(H分岐)から入力すると、①と②(側分岐)に同位相で等分されたTE10波が伝搬する。
  4. ④(H分岐)から入力したTE10波は、③(E分岐)へは伝搬しない。

解答

2

解説

マジックTは、下記の2つのT型分岐の導波管を組み合わせたものです。

T型分岐導波管

マジックTは、下記のような特徴を持ちます。

  • TE10波を③から入力すると、①と②に逆位相で等分されて伝搬する。
  • TE10波を④から入力すると、①と②に同位相で等分されて伝搬する。

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