問題
電気通信事業法に規定する「電気通信主任技術者等の義務」又は「電気通信設備統括管理者等の義務」について述べた次の文章のうち、誤っているものは、( )である。
- 電気通信主任技術者は、事業用電気通信設備の工事、維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わなければならない。
- 電気通信事業者は、電気通信主任技術者に対し、その業務の遂行に必要な専門知識及び能力を向上させるための支援を与えなければならない。
- 電気通信事業者は、電気通信主任技術者のその職務を行う事業場における事業用電気通信設備の工事、維持又は運用に関する助言を尊重しなければならず、事業用電気通信設備の工事、維持又は運用に従事する者は、電気通信主任技術者がその職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない。
- 電気通信設備統括管理者は、誠実にその職務を行わなければならない。
- 電気通信事業者は、電気通信役務の確実かつ安定的な提供の確保に関し、電気通信設備統括管理者のその職務を行う上での意見を尊重しなければならない。
解答
2
解説
電気通信主任技術者等の義務(電気通信事業法第49条)
- 電気通信主任技術者は、事業用電気通信設備の工事、維持及び運用に関する事項の監督の職務を誠実に行わなければならない。
- 電気通信事業者は、電気通信主任技術者に対し、その職務の執行に必要な権限を与えなければならない。
- 電気通信事業者は、電気通信主任技術者のその職務を行う事業場における事業用電気通信設備の工事、維持又は運用に関する助言を尊重しなければならず、事業用電気通信設備の工事、維持又は運用に従事する者は、電気通信主任技術者がその職務を行うため必要であると認めてする指示に従わなければならない。
- 電気通信事業者は、総務省令で定める期間ごとに、電気通信主任技術者に、第85条の2第1項の規定により登録を受けた者(以下「登録講習機関」という。)が行う事業用電気通信設備の工事、維持及び運用に関する事項の監督に関する講習を受けさせなければならない。
電気通信設備統括管理者等の義務(電気通信事業法第44条の4)
- 電気通信設備統括管理者は、誠実にその職務を行わなければならない。
- 電気通信事業者は、電気通信役務の確実かつ安定的な提供の確保に関し、電気通信設備統括管理者のその職務を行う上での意見を尊重しなければならない。