伝送交換主任技術者 線路主任技術者 電気通信主任技術者

電気通信主任技術者 令和5年第1回 電気通信システム問9

2023-09-10

問題

PCM信号の多重化に用いられる( )方式は、チャネル別に送出されるパルス信号を時間的にずらして伝送することにより、伝送路を多重利用するものである。

  1. TDM
  2. SDM
  3. CDM
  4. WDM
  5. FDM

解答

1

解説

1つの伝送路で、伝送効率を高めるために、複数の信号を束ねて信号を送信することを多重化といいます。

代表的には下記の4通りがあります。

  • FDM(Frequency Division Multiplexing、周波数分割多重化)
    複数の周波数を利用して信号を送信する方式
  • TDM(Time Division Multiplexing、時分割多重化)
    通信できる時間を細切れに分割して信号を送信する方式
  • CDM(Code Division Multiplexing、符号分割多重化)
    拡散符号と呼ばれる特別な符号を用いて信号を送信する方式
  • SDM(Space Division Multiplexing、空間分割多重化)
    マルチパス環境を活用し、複数のストリームに分離して並列に信号を送信する方式

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