第一級陸上特殊無線技士

一陸特 平成30年10月 無線工学(A)問17

2022-10-05

問題

次の記述は、電磁ホーンアンテナについて述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。

  1. インピーダンス特性は、ホーン部分が共振するため狭帯域である。
  2. ホーンの開き角を大きくとるほど、放射される電磁波は平面波に近づく。
  3. 角錐ホーンは、短波(HF)帯アンテナの利得を測定するときの標準アンテナとしても用いられる。
  4. 開口面積が一定のとき、ホーンの長さを短くすると利得は大きくなる。
  5. 給電導波管の断面を徐々に広げて、所要の開口を持たせたアンテナである。

解答

5

解説

ホーンアンテナは開口面アンテナの一種で、電磁ホーンとも呼ばれます。

  • 構造:導波管の開口端の断面(開口面積)が徐々に広くなるような構造をしている。
  • 用途:上記のような角錐ホーンは、数〜数十GHz帯の周波数で利用される。
  • 波の種類:球面波を放出する。
  • 利得:ホーンの長さが長いほど、指向性が鋭くなる(=利得が大きい)。
  • インピーダンス特性:広帯域に渡って優れている。

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