伝送交換主任技術者 線路主任技術者 電気通信主任技術者

電気通信主任技術者 令和3年第1回 電気通信システム問16

2021-08-22

問題

社内ネットワークにパーソナルコンピュータ(PC)を接続する際に、事前に社内ネットワークとは隔離されたセグメントにPCを接続して検査することにより、セキュリティポリシーに適合しないPCを社内ネットワークに接続させない仕組みは、一般に、( )システムといわれる。

  1. リッチクライアント
  2. シンクライアント
  3. 検疫ネットワーク
  4. 侵入検知
  5. スパムフィルタリング

解答

3

解説

検疫ネットワークとは、外部から持ち込んだパソコンや携帯情報端末などを接続し、ウイルスなどに感染していないか検査する、他から隔離されたネットワーク領域。

コンピュータウイルスなどの中には、ネットワークに接続するとすぐに別のコンピュータへの侵入や感染を試みるものがあるため、社内の業務用のネットワークから隔離された検疫ネットワークに一旦接続し、不審な点がないか検査する。

検査で問題が見つからなければ社内ネットワークへのアクセスが許可され、他の端末やサーバなどと通信が可能になる。問題が発見されると専門のサーバがソフトウェアのアップデートなど「治療」を行い、問題が解消されれば接続が許可される。

検疫ネットワーク(quarantine network)とは - IT用語辞典 e-Words

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