第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和6年10月 法規(B)問1

2024-12-31

問題

次の記述は、電波法の目的及び電波法に規定する用語の定義を述べたものである。電波法(第1条及び第2条)の規定に照らし、(  )内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。

  • ①:電波法は、電波の( A )な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的とする。
  • ②:「無線設備」とは、無線電信、無線電話その他電波を送り、又は受けるための( B )をいう。
  • ③:「無線局」とは、無線設備及び( C )の総体をいう。ただし、受信のみを目的とするものを含まない。
ABC
1有効かつ適正通信設備無線設備の操作を行う者
2公平かつ能率的電気的設備無線設備の操作を行う者
3公平かつ能率的通信設備無線設備の操作の監督を行う者
4有効かつ適正電気的設備無線設備の操作の監督を行う者

解答

2

解説

目的(電波法第1条)

  • 電波法は、電波の公平かつ能率的な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的とする。

定義(電波法第2条)

  • 「電波」:300万メガヘルツ以下の周波数の電磁波をいう。
  • 「無線電信」:電波を利用して、符号を送り、又は受けるための通信設備をいう。
  • 「無線電話」:電波を利用して、音声その他の音響を送り、又は受けるための通信設備をいう。
  • 「無線設備」:無線電信、無線電話その他電波を送り、又は受けるための電気的設備をいう。
  • 「無線局」:無線設備及び無線設備の操作を行う者の総体をいう。ただし、受信のみを目的とするものを含まない。
  • 「無線従事者」:無線設備の操作又はその監督を行う者であって、総務大臣の免許を受けたものをいう。

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