第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和6年2月 無線工学(A)問13

2024-04-13

問題

次の記述は、図に示すマイクロ波(SHF)通信における2周波中継方式の、一般的な送信及び受信の周波数配置について述べたものである。(  )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

  • (1):中継所Iが送信するf2と中継所IIが受信するf7は、( A )周波数である。
  • (2):中継所IIが中継所Iと中継所IIIに対して送信するf6とf3は、( B )周波数である。
  • (3):中継所Iの送信するf2が、( C )の受信波に干渉するオーバーリーチの可能性がある。
ABC
1異なる同じ中継所III
2異なる同じ中継所IV
3異なる異なる中継所III
4同じ異なる中継所IV
5同じ同じ中継所IV

解答

5

解説

2周波中継方式

2周波中継方式とは、上りと下り、つまり送信と受信で別々の周波数を用いる中継方式です。

というのも、上りと下りで同じ周波数を使って同時に通信をすると、電波が干渉するからです。

そのため、マイクロ波による中継回線の場合は、上りと下りで周波数を分けます。

解き方

まず、どこでもよいので、1つ中継所で、送信・受信でそれぞれグルーピングをします。

これを、他の中継所でも同じようにやります。

同じ色同士が、同じ周波数となります。

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