第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和5年6月 法規(B)問3

2023-08-23

問題

次の記述は、空中線等の保安施設について述べたものである。電波法施行規則(第26条)の規定に照らし、(  )内に入れるべき最も適切な字句の組み合わせを下の1から4までのうちから一つ選べ。

  • 無線設備の空中線系には( A )を、また、カウンターポイズには接地装置をそれぞれ設けなければならない。ただし、( B )周波数を使用する無線局の無線設備及び( C )の無線設備の空中線については、この限りでない。
ABC
1避雷器及び接地装置26.175MHz以下の陸上移動局又は携帯局
2避雷器又は接地装置26.175MHzを超える陸上移動局又は携帯局
3避雷器及び接地装置26.175MHzを超える陸上移動業務又は携帯移動業務の無線局
4避雷器又は接地装置26.175MHz以下の陸上移動業務又は携帯移動業務の無線局

解答

2

解説

空中線等の保安施設(電波法施行規則第26条)

無線設備の空中線系には避雷器又は接地装置を、また、カウンターポイズには接地装置をそれぞれ設けなければならない。ただし、26.175MHzを超える周波数を使用する無線局の無線設備及び陸上移動局又は携帯局の無線設備の空中線については、この限りでない。

※カウンターポイズ
アンテナの接地ができない場合に、ケーブルを網目のように這わせることで、アースの代わりに容量成分を確保することで、高周波成分が接地されている効果を得ること。

カウンターポイズでGoogleの画像検索すると、ベランダにメッシュを置いたり、ケーブルを多数接地した画像が多数見られ、イメージしやすいです。

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