第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和5年2月 無線工学(B)問15

2023-03-20

問題

次の記述は、一般的なパルスレーダーの距離分解能について述べたものである。( )内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

  • (1):距離分解能は、パルス幅が( A )ほど良くなる。
  • (2):同一方向で距離の差がパルス幅の1/2に相当する距離より短い二つの物体は識別( B )。
  • (3):距離測定レンジは、できるだけ( C )レンジを用いた方が距離分解能が良くなる。
ABC
1広いできない短い
2広いできる長い
3広いできる短い
4狭いできる長い
5狭いできない短い

解答

5

解説

レーダー(Radar)

レーダーはある対象となる物体までの距離や方向を測る装置で、電波をその物体に向けて発射し、その反射波によって距離や方向を測定します。

距離分解能

距離分解能とは、2つの物体が同じ方向にあったときに、その2つの物体が別の物体であると認識できる性能のことです。

距離分解能はパルス幅が狭いほど、区別しやすくなります。

距離分解能の限界として、2つの物体の距離がパルス幅の半分(1/2)に相当する距離より短いと、2つの物体が区別ができなくなります。

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