第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和4年6月 法規(B)問5

2022-08-22

問題

次の記述は、「スプリアス発射」及び「帯域外発射」の定義を述べたものである。電波法施行規則(第2条)の規定に照らし、(  )内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。なお、同じ記号の(  )内には、同じ字句が入るものとする。

  • ①:「スプリアス発射」とは、( A )外における1又は2以上の周波数の電波の発射であって、そのレベルを情報の伝送に影響を与えないで( B )することができるものをいい、( C )を含み、帯域外発射を含まないものとする。
  • ②:「帯域外発射」とは、( A )に近接する周波数の電波の発射で情報の伝送のための変調の過程において生ずるものをいう。
ABC
1必要周波数帯低減高調波発射、低調波発射、寄生発射及び相互変調積
2送信周波数帯低減高調波発射及び低調波発射
3送信周波数帯除去高調波発射、低調波発射、寄生発射及び相互変調積
4必要周波数帯除去高調波発射及び低調波発射

解答

1

解説

定義等(電波法施行規則第2条)

  • 周波数の許容偏差:発射によって占有する周波数帯の中央の周波数の割当周波数からの許容することができる最大の偏差又は発射の特性周波数の基準周波数からの許容することができる最大の偏差をいい、百万分率又はヘルツで表わす。
  • スプリアス発射:必要周波数帯外における1又は2以上の周波数の電波の発射であって、そのレベルを情報の伝送に影響を与えないで低減することができるものをいい、高調波発射、低調波発射、寄生発射及び相互変調積を含み、帯域外発射を含まないものとする。
  • 帯域外発射:必要周波数帯に近接する周波数の電波の発射で情報の伝送のための変調の過程において生ずるものをいう。

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