問題
次の記述は、図に示すマジックTについて述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、電磁波はTE10モードとする。
- TE10波を④(H分岐)から入力すると、①と②(側分岐)に逆位相で等分されたTE10波が伝搬する。
- TE10波を③(E分岐)から入力すると、①と②(側分岐)に逆位相で等分されたTE10波が伝搬する。
- マジックTは、インピーダンス測定回路などに用いられる。
- ④(H分岐)から入力したTE10波は、③(E分岐)へは伝搬しない。
解答
1
解説
マジックTは、下記の2つのT型分岐の導波管を組み合わせたものです。
マジックTは、下記のような特徴を持ちます。
- TE10波を③から入力すると、①と②に逆位相で等分されて伝搬する。
- TE10波を④から入力すると、①と②に同位相で等分されて伝搬する。