問題
有線電気通信設備令又は有線電気通信設備令施行規則に規定する用語について述べた次の文章のうち、正しいものは、( )である。
- 平衡度とは、通信回線の中性点と大地との間に起電力を加えた場合におけるこれらの間に生ずる電圧と通信回線の端子間に生ずる電圧との比をデシベルで表わしたものをいう。
- 低周波とは、周波数が300ヘルツ以下の電磁波をいい、音声周波とは、周波数が300ヘルツを超え、3,500ヘルツ以下の電磁波をいう。
- 強電流電線とは、強電流電気の伝送を行うための導体をいい、絶縁物又は保護物で被覆されている場合は、これらの物を除く。
- 離隔距離とは、線路と他の物体(線路を含む。)とが接近し又は交差する場合において、相互に通信の妨げにならないこれらの物の間の最短距離をいう。
- 絶縁電線とは、絶縁物及び保護物で被覆されている電線をいう。
解答
1
解説
定義(有線電気通信設備令第1条)
- 平衡度:通信回線の中性点と大地との間に起電力を加えた場合におけるこれらの間に生ずる電圧と通信回線の端子間に生ずる電圧との比をデシベルで表わしたもの
- 音声周波:周波数が200ヘルツを超え、3,500ヘルツ以下の電磁波
- 強電流電線:強電流電気の伝送を行うための導体(絶縁物又は保護物で被覆されている場合は、これらの物を含む。)
- 離隔距離:線路と他の物体(線路を含む。)とが気象条件による位置の変化により最も接近した場合におけるこれらの物の間の距離
- 絶縁電線:絶縁物のみで被覆されている電線
定義(有線電気通信設備令施行規則第1条)
- 低周波:周波数が200ヘルツ以下の電磁波