問題
図に示す帰還増幅回路において、増幅回路の入力をVi、帰還回路の出力をVfとすると、この回路が発振するための条件は、ViとVfが( )であること及び増幅回路の増幅度Aと帰還回路の帰還率βとの積Aβで表されるループゲインが1より大きいことの二つの条件を満たす必要がある。
- マイナス
- プラス
- 同相
- 逆相
- 同電位
解答
3
解説
出力信号を入力へ戻し、入力信号とその出力信号を合成したものを次の入力信号とする回路を、帰還(フィードバック)回路といいます。
その中でも、同位相で入力信号と出力信号を合成するものを正帰還(Positive Feedback)、逆位相で合成するものを負帰還(Negative Feedback)といいます。
問題の図は、正帰還増幅回路になっているため、同位相が正解です。