問題
光ファイバ中の光の伝搬に影響を及ぼす光学的特性にかかわるパラメータにおいて、マルチモード光ファイバのコアとクラッドの比屈折率差などによってその値が決まり、マルチモード光ファイバと光源の結合効率に影響を及ぼすパラメータは、( )といわれる。
- コア非円率
- 分散スロープ
- カットオフ波長
- 開口数
- モードフィールド径
解答
4
解説
光ファイバーの開口数(NA)とは
光ファイバーの開口数(NA:Numerical Aperture)とは、光ファイバに伝搬可能な光(伝搬モード)を入射させる(あるいは、光ファイバから出射する)ことができる最大の入出射角を表します。主にマルチモードファイバで使われ、入射させやすさや伝搬モード数、曲げ損失などを表す指標の一つです。
光ファイバーやレンズの開口数(NA)とは | ファイバーラボ株式会社
NAとは
光がコア内で全反射する最大の入射角度を最大受光角(受光角) θmaxという。この、最大受光角の大きさを表すものが開口数(Numerical Aperture:NA) である。NAが示す範囲以外から入射した光はファイバー中を伝搬することができない
ファイバーの開口数 (N.A.) | オプティペディア - Produced by 光響