問題
図に示す論理回路において、A及びBを入力とすると、出力Cの論理式は、C=( )で示される。
$$\begin{eqnarray} \rm{1.} && A \cdot B \\ \rm{2.} && \overline{A} +A \cdot B \\ \rm{3.} && A \cdot \overline{B}+\overline{A} \cdot B \\ \rm{4.} && A \cdot B +\overline{A \cdot B} \\ \rm{5.} && \overline{A}+\overline{B} \\ \end{eqnarray}$$解答
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解説
この回路は、AND回路とNAND回路から成り立っています。
各論理回路の出力を図に書いてみます。
最終段の出力については、そのまま式を簡単化すると、
$$\begin{eqnarray} C=\overline{A \cdot B} \end{eqnarray}$$となりますが、これをド・モルガンの法則を使って、更に展開すると、
$$\begin{eqnarray} C&=&\overline{A \cdot B} \\ &=&\overline{A}+\overline{B} \end{eqnarray}$$と求めることができます。