伝送交換主任技術者 線路主任技術者 電気通信主任技術者

電気通信主任技術者 平成28年第2回 電気通信システム問15

2023-05-27

問題

通信ネットワークを構成する信号網における共通線信号方式は、通話回線と( )使用する方式であり、個別網信号方式と異なり通話中でも順方向や逆方向の信号転送ができる特徴がある。

  1. 信号回線とを共通に
  2. 共通の両方向トランクを
  3. 信号回線とをTCM方式で
  4. 信号回線とを時分割多重化して
  5. 信号回線とを分離して、信号回線を共通に

解答

5

解説

No.7共通線信号方式(Common Channel Signaling System No.7、通称SS7)とは、音声信号用の回線網と制御信号用の回線網を別々に用意した公衆交換電話網をいいます。

現在の公衆交換電話網ではこのSS7(エスエスセブン)が用いられています。

No.7共通線信号方式を用いた公衆交換電話網のイメージを下記に示します。

共通線信号網において、共通線信号網の端に存在し、信号の発着点となる交換機を信号端局(Signaling End Point; SEP)といいます。

また、制御信号を中継する交換機を信号中継局(Signaling Transfer Point; STP)といいます。

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