問題
メタリック平衡対ケーブルの伝送損失は、伝送周波数が4[kHz]程度までは緩やかに増加するが、周波数が高くなるに従い漸増傾向を示し、100[kHz]を超えると、( )効果による抵抗の増加、心線間の静電容量やコンダクタンスの影響などにより、急激に増加する。
- マイスナー
- ドップラー
- 圧電
- カー
- 表皮
解答
5
解説
表皮効果は、交流の電流を導体に流す時、周波数が高くなるほど、導体の中心部では電流が流れにくくなり、導体の外側にしか電流が流れなくなる現象のことです。
表皮効果のイメージを下記に示します。
周波数が高いほど、導体の中心部に電流が流れにくくなる=すなわち導体内の抵抗が増加するため、結果として伝送損失が高くなってしまいます。