問題
ATMでは、情報を固定長のセルの形式により転送しており、セルを転送する際のコネクションの識別をセルの( )により行っている。
- 位相
- ペイロード
- SSID
- CLPの値
- ヘッダ情報
解答
5
解説
ATM(Asynchronous Transfer Mode;非同期転送モード)とは、WANで利用される通信プロトコルです。
ATMでは、セル(cell)呼ばれる単位にデータを分割し、伝送するという特徴があります。
セルのサイズが53バイトと、パケット通信の1500バイトよりも小さく、中継や受信の処理時間を抑えられ、遅延時間を小さくすることができます。
セルの53バイトのうち、先頭の5バイトをヘッダーといい、宛先情報などの制御情報が含まれます。
残りの48バイトには、実際のデータが格納されます。
ATMはLANからWANまで利用される技術として開発されましたが、主流とはならず、現在はMPLSへその考え方が引き継がれています。