問題
シングルモード光ファイバでは、伝搬する光はコアからクラッドに漏れ出すことから、コアとクラッドの境界部分を明確に識別することが困難である。このため、シングルモード光ファイバの構造を決定するパラメータとして、光強度分布から求められる( )が用いられる。
- モードフィールド径
- 比屈折率差
- 遮断波長
- 開口数
- 偏心率
解答
1
解説
モードフィールド径(MFD:Mode Field Diameter)とは、シングルモード光ファイバ内を伝搬する光の断面方向の光電力分布の広がりを表す指標で、光信号がコアからどのくらいクラッド側に漏れ出して伝わっているかを表しています。そのため、MFDは通常コア径よりも若干大きくなります。また、MFDから光ファイバーを接続する際の接続損失を求められるので、接続のしやすさを評価する指標としても使われます。
モードフィールド径(MFD)とは | ファイバーラボ株式会社