第一級陸上特殊無線技士

一陸特 平成31年2月 法規(A)問7

2022-03-01

問題

次の記述は、無線局(登録局を除く。)の免許状の記載事項の遵守について述べたものである。電波法(第53条、第54条及び第110条)の規定に照らし、(  )内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。なお、同じ記号の(  )内には、同じ字句が入るものとする。

  • ①:無線局を運用する場合においては、( A )は、その無線局の免許状に記載されたところによらなければならない。ただし、( B )については、この限りでない。
  • ②:無線局を運用する場合においては、空中線電力は、次の(1)及び(2)に定めるところによらなければならない。ただし、( B )については、この限りでない。
    • (1):免許状に記載されたものの範囲内であること。
    • (2):通信を行うため必要最小のものであること。
  • ③:①又は( C )の規定に違反して無線局を運用した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
ABC
1無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式及び周波数非常の場合の無線通信②の(2)
2無線設備、識別信号、電波の型式及び周波数非常の場合の無線通信②の(1)
3無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式及び周波数遭難通信②の(1)
4無線設備、識別信号、電波の型式及び周波数遭難通信②の(2)

解答

3

解説

目的外使用の禁止等(電波法第53条、第54条)

  • ①:無線局を運用する場合においては、無線設備の設置場所、識別信号、電波の型式及び周波数は、その無線局の免許状に記載されたところによらなければならない。ただし、遭難通信については、この限りでない。
  • ②:無線局を運用する場合においては、空中線電力は、次の各号の定めるところによらなければならない。ただし、遭難通信については、この限りでない。
    • (1):免許状等に記載されたものの範囲内であること。
    • (2):通信を行うため必要最小のものであること。

罰則(電波法第110条)

  • ①又は②の(1)に違反して無線局を運用した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。

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