第一級陸上特殊無線技士

一陸特 平成31年2月 無線工学(B)問6

2022-02-04

問題

次の記述は、図に示すT形分岐回路について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、電磁波はTE10モードとする。

  1. 図1に示すT形分岐回路は、分岐導波管が主導波管の磁界Hと平行な面内にある。
  2. 図1において、TE10波が分岐導波管から入力されると、主導波管の左右に等しい大きさで伝送される。
  3. 図2に示すT形分岐回路は、H面分岐又は並列分岐ともいう。
  4. 図2において、TE10波が分岐導波管から入力されると、主導波管の左右の出力は同位相となる。

解答

1

解説

T型分岐導波管には、下記のように、直列分岐(E分岐)と並列分岐(H分岐)の2種類があります。

直列分岐

  • TE10波を③から入力すると、①と②に逆位相で等分されて伝搬する。

並列分岐

  • TE10波を③から入力すると、①と②に同位相で等分されて伝搬する。

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