問題
次の文章は、事業用電気通信設備規則に規定する、電気通信回線設備を設置する電気通信事業者の電気通信事業の用に供する電気通信設備の音声伝送役務の提供の用に供する電気通信設備におけるアナログ電話用設備の「監視信号受信条件」、「信号極性」について述べたものである。( )内の( A )、( B )に最も適したものを、下記の解答群から選び、その番号を記せ。
- 事業用電気通信設備は、端末設備等を接続する点において当該端末設備等が送出する監視信号を受信し、かつ、認識できるものでなければならない。端末設備等から発信を行うため、当該端末設備等の直流回路を閉じて( A )オーム以下の直流抵抗値を形成することにより送出する監視信号を発呼信号という。
- 事業用電気通信設備は、発呼信号を受信できる状態において、事業用電気通信設備規則で規定する電源の極性を端末設備等を接続する点において一方を( B )としなければならない。
- 200
- 300
- 600
- 750
- 短絡、他方を正極性
- 短絡、他方を負極性
- 地気、他方を正極性
- 地気、他方を負極性
解答
- (A):2
- (B):8
解説
監視信号受信条件(事業用電気通信設備規則第29条)
- 発呼信号:端末設備等から発信を行うため、当該端末設備等の直流回路を閉じて300オーム以下の直流抵抗値を形成することにより送出する監視信号
信号極性(事業用電気通信設備規則第28条)
- 事業用電気通信設備は、事業用電気通信設備規則に規定する発呼信号を受信できる状態において、同規則で規定する電源の極性を端末設備等を接続する点において一方を地気、他方を負極性としなければならない。