第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和元年10月 法規(B)問4

問題

次の記述は、送信設備に使用する電波の質、受信設備の条件及び安全施設について述べたものである。電波法(第28条から第30条まで)の規定に照らし、(  )内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。

  • ①:送信設備に使用する電波の( A )電波の質は、総務省令で定めるところに適合するものでなければならない。
  • ②:受信設備は、その副次的に発する電波又は高周波電流が、総務省令で定める限度を超えて( B )に支障を与えるものであってはならない。
  • ③:無線設備には、( C )ことがないように、総務省令で定める施設をしなければならない。
ABC
1周波数の偏差及び幅、空中線電力の偏差等他の無線設備の機能他の電気的設備の機能に障害を与える
2周波数の偏差及び幅、高調波の強度等他の無線設備の機能人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与える
3周波数の偏差及び幅、空中線電力の偏差等重要無線通信を行う無線局の運用人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与える
4周波数の偏差及び幅、高調波の強度等重要無線通信を行う無線局の運用他の電気的設備の機能に障害を与える

解答

2

解説

電波の質(電波法第28条)

  • 送信設備に使用する電波の周波数の偏差及び幅、高調波の強度等電波の質は、総務省令で定めるところに適合するものでなければならない。

受信設備の条件(電波法第29条)

  • 受信設備は、その副次的に発する電波又は高周波電流が、総務省令で定める限度を超えて他の無線設備の機能に支障を与えるものであってはならない。

安全施設(電波法第30条)

  • 無線設備には、人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与えることがないように、総務省令で定める施設をしなければならない。

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