第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和元年10月 法規(A)問1

2020-11-16

問題

次の記述は、電波法の目的及び電波法に定める定義を述べたものである。電波法(第1条及び第2条)の規定に照らし、(  )内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。

  • ①:電波法は、電波の( A )な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的とする。
  • ②:「無線設備」とは、無線電信、無線電話その他電波を送り、又は受けるための( B )をいう。
  • ③:「無線従事者」とは、無線設備の( C )を行う者であって、総務大臣の免許を受けたものをいう。
ABC
1公平かつ能率的通信設備操作
2有効かつ適正通信設備操作又はその監督
3公平かつ能率的電気的設備操作又はその監督
4有効かつ適正電気的設備操作

解答

3

解説

目的(電波法第1条)

  • 電波法は、電波の公平かつ能率的な利用を確保することによって、公共の福祉を増進することを目的とする。

定義(電波法第2条)

無線設備が通信設備ではなく電気的設備なのは、無線機だけでなく電源などの付帯設備も含むからです。

問題文にはありませんが、無線電信はデータ通信を行うための通信設備、無線電話は電話を行うための通信設備を指します。

  • 「電波」:300万MHz以下の周波数の電磁波
  • 「無線電信」:電波を利用して、符号を送り、又は受けるための通信設備
  • 「無線電話」:電波を利用して、音声その他の音響を送り、又は受けるための通信設備
  • 「無線設備」:無線電信、無線電話その他電波を送り、又は受けるための電気的設備
  • 「無線局」とは、無線設備及び無線設備の操作を行う者の総体。但し、受信のみを目的とするものを含まない。
  • 「無線従事者」とは、無線設備の操作又はその監督を行う者であって、総務大臣の免許を受けたもの。

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