第一級陸上特殊無線技士

一陸特 令和元年6月 無線工学(A)問13

問題

次の記述は、図に示すマイクロ波(SHF)通信における2周波中継方式の一般的な送信及び受信の周波数配置について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、中継所A、中継所B及び中継所CをそれぞれA、B及びCで表す。

  1. Bの受信周波数f2とCの送信周波数f7は、同じ周波数である。
  2. Aの送信周波数f2とCの受信周波数f3は、同じ周波数である。
  3. Bの送信周波数f3とAの受信周波数f1は、同じ周波数である。
  4. Aの送信周波数f5とCの送信周波数f4は、同じ周波数である。
  5. Aの受信周波数f6とCの受信周波数f8は、同じ周波数である。

解答

2

解説

2周波中継方式

2周波中継方式とは、上りと下り、つまり送信と受信で別々の周波数を用いる中継方式です。

というのも、上りと下りで同じ周波数を使って通信をすると、電波が干渉するからです。

そのため、マイクロ波による中継回線の場合は、上りと下りで周波数を分けます。

解き方

まず、どこでもよいので、1つ中継所で、送信・受信でそれぞれグルーピングをします。

これを、他の中継所でも同じようにやります。

同じ色同士が、同じ周波数になりますので、2が誤りだと分かります。

-第一級陸上特殊無線技士
-,

© 2024 はちさんの通信系資格ブログ